実行委員長のご挨拶

実行委員長

本年5月14日(土)~5月15日(日)に、「第32回全国削ろう会 飛騨・高山大会」を開催する運びとなりました。

1300年の悠久の飛騨の匠の地。

高山祭り・飛騨古川祭の祭り屋台の技術などに代表される「日本の伝統・文化の香り高い」当地で全国から、また海外からも多くの仲間の皆様をはじめ、関係方面の方々が一同に会し、開催できることに心より感謝申し上げます。

全国削ろう会は木工技術の維持・発展を図り、日本の大工道具(手道具)の製造技術の向上を目指して、競い楽しみながら修練し、建築・木工芸文化を次世代へ伝承するという目的のもと、18年余の歴史を有し、今回が32回目の大会開催となります。

技を磨く 技を知る 技に触れる

会員向けの競技会・講習をはじめ、飛騨の匠の歴史展示や道具の作り手と使い手の交流の場を提供し、数多くの体験ブースを通して、伝統・技術を地域住民や岐阜県内外の皆様(特に若者、こどもなどの次代の候補)にも広く参加して楽しんでいただけるよう準備しております。

ぜひ多くの会員の皆様に当大会へご参加いただくと共に、ご来場の皆様にも飛騨の匠の地での各種体験を通して、「日本の伝統・技術」を再確認していただける機会となりますことを、心より期待しております。

おわりに、飛騨・高山大会の開催にあたって、地元高山市をはじめ関係団体・各位の心温まるご支援・ご協力のおかげさまで開催ができますこと、心より御礼・感謝申し上げます。

実行委員長として、また自分の使命として「木を使った伝統構法技術の素晴らしさを多くの方に知ってもらい、日本の未来を明るくする」という目的が達成できるよう、全身全霊で本大会の成功に向かっていきますことをお誓い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

飛騨・高山大会
実行委員長 荒木 昌平